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 実施権について


実施権とは

       実施権とは、特許権を取得した発明を商品化する権利のことです。実施権にはいろんな種類があり、実施契約をする場合
       に大きくかかわってくるので、覚えておきましょう。

専用実施権と通常実施権

       企業と契約をするのに大きくかかわってくるのが、専用実施権と通常実施権です。

       実施契約の種類
       【専用実施権】・・・・1社だけに対して特許権を渡し、その1社が独占して実施することができる。
       【通常実施権】・・・・1社にかぎらず、複数の企業に特許権を渡す。

       専用実施権は複数の企業と契約することも可能です。その場合、契約内容を同じにすることはできません。また、通常実
       施権は発明者自身が権利を実施することも可能です。すごい発明でないかぎり、複数の企業と契約することはないので、
       一般的には専用実施権の契約が多いです。

       また、通常実施権には、許諾実施権法定実施権裁定実施権の3種類があります。

許諾実施権とは

       許諾実施権とは、個人の発明家が企業と実施契約をし、商品化についての内容などを決めて契約するものです。

法定実施権とは

       法定実施権とは、法律によって自動的に発生する実施権です。たとえば、会社で働いている社員がその中で発明をした場
       合、自動的にその会社に通常実施権が認められるといったものです。ただし、発明者には会社側から報酬金を支払うといっ
       た規定があります。

       この決まりによって大いにもめた例が、中村修二が発明した青色発光ダイオードです。一時は、東京地方裁判所が会社側
       に600億円の支払いを命じたのですが、2005年1月に6億円(遅延損害金を除く)で和解することになりました。このように、法
       定実施権による会社側から報酬金というのは、あいまいなものがあります。

法定実施権とは

       法定実施権(強制実施権)とは、通常実施権を得たいという者が特許庁に申請し、下記の条件がみたされていた場合、強制
       的に発生する権利のことです。

       法定実施権の条件
       1、特許発明が実施されていない場合。
       2、特許発明の実施が公益上必要と認められる場合。
       3、特許発明がほかの特許発明を利用した発明である場合。     など


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